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ニセコだより

北海道のニセコから、春夏秋はクライミング、冬はバックカントリーを中心に、最新のアウトドア情報を発信します。

 
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Day12 義経岩リボルト

2014.6.5 湿度最低30%パキパキに乾ききっている岩をリボルト!!

P6050065.jpg

日本フリークライミング協会
 理事、事務局長 井上 大助氏に来道頂き、
北海道では、まだまだ担い手の少ないリボルターの育成の機会に参加できました。
当日は、10名以上の参加で、注目の高さが伺えました。
P6050071.jpg

なお、今回の作業で使用した消耗資材(ボルト、グルー剤)や井上さんの来道費用は、
日本フリークライミング協会の会費と寄付により賄われています。
全国的に見てm入会数の少ない北海道のクライマーさんの協力をお願いします!!
(こんな事言う自分も、この作業の前日に滑りこみ入会しました・・・! インターネットから楽々入会できますヨ)


今回、感じたのは、自分が如何に出来ていないか、と言う事。
機材・施工技術含め、まだまだ足りていません。 ほとんど経験が無いので、当たりまえですが。

以下、今回学んだ新しい知識について

服装・装備
①ケミカル剤対策→ 長袖長ズボン、保護めがね(失明の危険あり) 劇薬から身守る。
②CRC(潤滑スプレー)→ サッビサビのボルトも、少し置けば、レンチで外せる可能性UP
③ラッカースプレー→ 折り取ったボルトの上から吹きつけ、錆び止め。
④バイスプライヤー→ 古いアンカーを除去する際に、大活躍。
⑤幅の狭いヘラ→ 自分のは幅が広すぎました

技術
①セルフビレイ→ 特に傾斜が強い壁で、安定した姿勢で、的確な作業をする為。
②ブロアーは全力で吹く→ 粉を除去する事が正確な作業を助ける。忘れがちな上アゴ部分も。
③ブラシ&ブロアー最低3セット
④水洗い→ 開けた穴を真水を吹きつけ(水鉄砲の類)&ブラシ&ブロアーを最低3セット
⑤ブラシは③と④の作業は別の物を使用
⑥FIXE社のグルーインボルトは、15度の角度で、上アゴにカラビナが載らない位置まで穴を作る。
⑦グルー剤は、空気が入らない様に、且つ、ノズルに剤が付かない様に充填→ 高価なグルーを無駄なく利用する為。難しいので、慣れが必要(安いコーキング剤で練習しても良いかも?)

10:30~19:30の作業で、以下のルートを直しました。
P6050073.jpg
飛行機の時間ギリギリまで、熱の篭ったご指導を頂いた、井上さんに、最大の敬意を表します。

まだまだ、ボロボロのボルトが多数ある当地のルートを、利用者の力で治して行きたいですね。

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