ニセコだより

北海道のニセコから、春夏秋はクライミング、冬はバックカントリーを中心に、最新のアウトドア情報を発信します。

 
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スチューピッド・ライン

栂池高原スキー場で死亡事故が発生しました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130217-00000654-yom-soci

この方も、まさか命を取られるとは、夢にも思ってなかったでしょう。 ご冥福をお祈りします。

雪崩に限らず、雪山滑走は危険がいっぱい。

クラック転落、立ち木衝突、天候不良による道迷い 等々

自分も、今季2度大きなミスを犯しています。
一度は、雪崩。
二度目は、クラック転落。

運良く、死ななかった事を感謝しつつ、もう一度、この言葉をかみ締め、
改めて、勉強し直そうと思います。


雪崩リスクマネジメント ブルース・トレンパー著 
特定非営利活動法人 日本雪崩ネットワーク

258ページ スチューピッド・ライン(The Stupid Line)の項 序文

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ふたつの大きな問題。

ひとつは何も知らない初心者。

もうひとつは、私のように、何でも知っているつもりで
実はそうでもないベテランだ。

-オンノ・ウィアリンガの言葉 
アルタスキー場で積雪の安全管理者を長年務める(現在は総支配人)
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羊蹄山「テラスの沢」雪崩事故について

2013年2月6日、羊蹄山、真狩側の「テラスの沢」付近で雪崩事故が発生しました。

オーストラリアからニセコライフを楽しみに来た「クリスチャン ベンチュラ」が大怪我をしました。

彼は、私の勤めるNACニセコ本社のクライミングウォールに去年から来て頂いているお客様。
そして、いつもメロウな雰囲気で、一緒にボルダリングを楽しむ仲間でもありました。

とても高額な、治療等に掛かる資金(600万円!)を少しでもサポートしようと、
彼の仲間が、寄付のためのサイトを作りました。

クリスは、大きな雪崩に遭遇したが、たまたま、後続で登って来た地元の消防士の応急処置と
ヘリの手配のおかげで、病院に運ばれ命を救われました。

しかし症状は深刻で、太腿を2ヶ所、脛を1ヶ所骨折する重症。

彼の保険は、パトロールのいないバックカントリーエリアでの事故の病院代はカバーしません。

故郷、オーストラリアに戻れば国民保険で治療がカバーされるが、
ここ、日本では無理。でも、病院代を払わなくては病院を出ることもできず、
オーストラリアに帰る事もできない。

もちろん、日本に家族はいない。
家族は、彼が帰ってくることを願っています。


もし、賛同する方がいらっしゃれば、クリスをオーストラリアに返すための募金にご協力ください。

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◆◆クリスチャンの映像訳◆◆ JAN出川さんの訳
『僕は大丈夫です。なんとか雪崩から生還することができたよ。
そんな事が僕の人生で起きるなんて考えもしなかった。
その日は人生の中でも素晴らしい1日で最高のコンディション、
羊蹄山をハイクしていて雪崩が起きるなんて考えもしなかったよ。
しかし、気がつくと大きな雪の塊に挟まれて足がいろいろな方向に向いていた。

これは考えうる最悪の状況だ。
しかしあんな大きな雪崩にあって生きていたことは
本当にラッキーだっと自覚している。太ももがいくつか骨折して、
脛も骨折して、色々なところから骨が飛び出していた。

歩くことが出来るのは、数か月、半年かかるかも。
でも死ななくて本当に良かった。

本当に山で僕の命を救ってくれた人々にまずはお礼を言いたい。
救急隊員、どこから急に現われたのか、名前もわからないのだが、
なんとか救助用ヘリを呼んでくれた。
通常ではそんなことできない国定公園内と言う事を知っているが、
それが私の命を救ったことは間違いありません。

雪崩から私を堀り出して、ショック状態の自分を救ってくれた友人達。
そして、私はこのベッドで意識を取り戻すことが出来た。

私の足はまっすぐに元に位置に戻っていて(笑)チタンが入っているのです。
そのあとは友達に囲まれて、寄付のパーティを企画してくれたり、
すぐにウェブサイトを作ってくれ、寄付 を募ってくれて、
このプロジェクトに多くの人が関わってくれたことがとてもうれしい。

ベック、君は本当に素晴らしい。すぐに行動に移してくれた。どうもありがとう。
バーで僕の募金をしてくれたり、僕の友人や家族にこの事を多く知らせてくれたり、
本当に僕の想像以上の事が起きているよ。

僕が出来ることは、このベッドの上で回復することだと思っている。
かわいい看護婦さんが、足の指を動かすようにと言ってくれているよ。
だからそんなに悪くないんだけど、今はとても家に帰りたい。

帰国して、みんなに会いたいよ。
早く回復してそれに長い時間がかからなければいいけれど。
僕の雪崩の話をみんなにしたいと思っている。
みんなも元気でいてくれ。それじゃあ。』

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今回の事故については、状況から、色々な意見があるが、

どんなに、いい加減にしていても起きない時は、起きないし、
どれだけ、周到に対策していても、起きる時は起きる。

そして、より多くの時間を費やす程、多くの経験を得る反面、危険にも遭遇する。

過ちを犯しても、命があればやり直せるし、
自分や他人も、その過ちを糧に、より良い一歩を踏み出せると信じています。

がんばれクリス! 俺は応援します。


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