ニセコだより

北海道のニセコから、春夏秋はクライミング、冬はバックカントリーを中心に、最新のアウトドア情報を発信します。

 
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2017.6.5&19 セバチバナ

新ルートができていた!
登りたい…。

初日。
オンサイトトライは、4ピンクリップ後に、右手でにぎっていた右カンテのホールドが剥離し、フォール❗
二便目も、明らかな核心でサンドバッグに。

二日目。
前回より乾いていて、コンディション良い❗
劇悪の5~6ピン目を越えた後は、これで落ちたら宿題になる!とのプレッシャーから、集中力を高め、本日、一便目、通算3便マスタースタイルで完登✨

ルート設定者と思われるSさんに、電話にて、完登報告した所で、衝撃の事実。

なんと、初登との事…。

てっきり、登っていると思いきや、天気悪く、できていなかったとの事…。
事前に確認すべきでした、大変失礼しましたが、ご本人からは、どんどん登ってネ❗との事、太っ腹!!

事前に確認すべきだった事を反省すると共に、
感謝の意と、井上陽水つながりで、

「ありがとう 5.11d」をルート名とします。

設定者のSさんには、もちろん。
クライミングに出会わせてくれた人、
クライミングの楽しさを教えてくれた人、
クライミングを通じて出会えた人、
今朝も、気持ち良く送り出してくれる妻、
みなさんに、ありがとう!!

核心部のボルト間隔は3.5m程と、なかなか痺れる内容。

インパクトの強い「井上陽水3部作」は、マニアクライマーには、是非トライして欲しいですね!


ありがとう
作詞作曲:井上陽水奥田民生

ありがとう ありがとう 感謝しよう

微笑んでくれて どうも ありがとう
プレゼントくれて どうも ありがとう
楽しんでくれて どうも ありがとう
手を振ってくれて いつも ありがとう
気づかってくれて 本当に ありがとう
つながってくれて 毎度 ありがとう

強い人 弱い人 男の人 女の人 目立つ人 地味な人
みんな みんな ありがとう Yeah!
ありがとう ありがとう 感謝して

連れてってくれて たまに ありがとう
重なってくれて 実に ありがとう
弾き飛んでくれて 今日は ありがとう
付き合ってくれて どうも ありがとう
うまく誤魔化してくれて どうも ありがとう
笑いとばしてくれて どうも ありがとう

近い人 遠い人 やさしい人 つめたい人 好きな人 イヤな人 みんな みんな ありがとう Yeah!

ありがとう ありがとう 感謝して 感謝しよう
ありがとう

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青森 種差海岸ボルダリング

家族キャンプ4泊5日旅行。
一応、積んでおいたクライミングシューズが大活躍!
4:00~6:00 日の出から、家族の気象までの時間を満喫。

チョーク跡が無かったので、シンプルにシューズだけで登りました。
素晴らしいロケーション。 
また、忘れられない思い出ができました。



2017.5.24 セバチバナ

今季、初セバチバナ。
昨夜からの雨で濡れている所があるが、左側はほぼ影響なし。
さすがは、雨に強いセバチ。

ヒロは、「モウニチャイ5.9」をOS

このグレードは、問題なし!

「マクシー5.10b」は、二便出すも完登成らず。

ハングの練習だね。

自分は、下部~中間部トラッド、上部スペアリブに繋げるルートにトライ。

下部~中間部の慣れないプロテクション(すべてBDストッパー)設置でパンプ。スペアリブの上部に苦労し、二度行きつ戻りつ、ギリギリ完登。嬉しい❗

新しくできていたルートは、コンディション悪かったので、次回のお楽しみとします。

2017.5.19 小樽赤岩

今季初小樽赤岩。
最高気温24℃、最低湿度40%と申し分無いコンディション。

メキメキと力をつけて行くヒロ

自信初の5.10cをRP

絶好調のTrev

サバイバルは苦労するも、3本のOS.2本のFSと爆進中🎵

ものすごい久しぶりの小樽赤岩に来たASK

初日でアッサリと、石狩湾低気圧 5.13aをTO。核心でのムーブの安定感が凄い❗

自分は、石狩湾低気圧の今季二便目で、右手親指をつき指し、終了…

色々な方にお会いでき、今年も始まったな~、と初夏の陽気を楽しみました。

クライミング事故報告


私のグループで、事故を起こしました。
今回の事故は、ビレイミスで、岩場や当該ルートが要因では無い事から、個人名と岩場やルート名称は、伏せさせて頂きます。

■日付、天候、岩の状態
5月13日(金)
前日から当日朝までの風雨の影響で、普段より広範囲で濡れていたが、全然登れない程でもなく、私達のグループ5名を含め、3グループ15名程が、「濡れてるぅ、湿ってるぅ!」等、ぼやきつつも、登攀。

■事故の概要
クライマーは、リードクライミング歴2年目。
最高RPグレード5.10b(今季更新)で、今季三回目の岩。
ビレイヤーは、クライミング歴10年。最高RPグレード5.11a(今季更新)。
トラッド、ボルダーとジャンルを問わず、経験あり。
ウォームアップとして、一般的に使われる、グレード5.9高さ7m中間支点3本のルートをリード登攀開始。
濡れて、滑り易く苦労しつつも、終了点が右頭上の高さまで登り、クリップ体勢に入る為、左手で掴んだ濡れたホールドを右手でも掴もうと試みるも、墜落。
この時、ビレイヤーは終了点付近に到達したのを目視した為、すぐにクリップするだろうと思い、ロープを1m繰り出していた最中。
最終支点は、墜落位置から1.5m程足下であったが、完全に6mをフリーフォール。
不幸中の幸いで、土の地面に足から着地。
その衝撃で後ろにひっくり返り、腰→頭の順番で地面にぶつかるも、転がっている大小の岩すべてをかわす事ができた。

■事故の経緯
10:30 当該ルートにて、リードクライミングで、ウォームアップ開始。
10:40 墜落、にグランドフォール事故発生
10:45意識正常。頸椎正常。出血、外傷無し。
腰に鈍痛を訴えたので、居合わせたクライマーの協力の下、テントマットとエマージェンシーシートにくるみ、車の後部座席と荷台をフラットにし、運び入れる。
整形外科のある、負傷者の最寄り病院に連絡し、予約。
11:20搬送開始
12:45 病院到着。病院側は、車椅子と考えていたが、動かせないので、ストレッチャーを希望。
診察受け付け。怪我人の関係者に連絡。
13:00 レントゲンとCTスキャン検査、痛み止めの注射。
第一腰椎の破裂骨折。神経に触れそうなので、絶対安静。一週間の入院と、コルセットの作製が必要。
15:30 負傷者の自宅と職場で必要な物を集める。
17:00 負傷者に渡し、解散。

■クライマーの証言
濡れている事は分かっていて、普段より苦労した。終了点手前でスリップし、気づいたら地面に落ちていたので、びっくりするのと同時に、「あー!やってしまった」とっさに思ったとの事。
ビレイヤーの事は、完全に、信頼していた。

■ビレイヤーの証言
いつも通りにビレイしていたが、ビレイ位置からは、終了点付近でのクライマーの動きは完全に見えておらず、すぐにクリップすると判断し、ロープを繰り出している最中、自分の左側を通過しようとした人が、滑って転んだのを目視。
ほぼ同じタイミングで、クライマーが自分の後ろに落ちた音に気づいて、振り返る(=墜落の瞬間は見ていない)。
クライマーが地面に転がっている姿を見て、「なんで!?」と思ったとの事。
アップルートと、言う事からの油断。
自分は、今まで大きなビレイミスをした事が無いと、ビレイ技術には自信があった、と本人談。

■事故の考察
・直接要因は、ロープの出過ぎであったと思われますが、実施検証はしておらず、次回来訪時に行います。
・間接的要因は、
①濡れた岩の不確実性。確実に難しくなり、スリップで不意に落ちる可能性増大。
②目視の不十分。
立ち位置からは、クライマーの動きを把握できていなかった事から、クリップ体勢に入る前に、するだろうとの思いこみから、1m程ロープを繰り出した。
③終了点付近=安全な状態との誤解。
終了点付近と言えど、墜落開始地点は6m。
通常のルートでは中間支点2~3番目に相当し、最もロープの出具合を慎重にすべき高さであった。
④横で転んだ人に目が行ってしまった。ビレイ中は、クライマーの動きを常に注視する事が基本だが、大きな物音に、目が向くのは当然と言えるので、不幸が重なった。

■事故における反省点
①基本手順
いくら繰り出しすぎたとは言え、中間支点に抵抗が一切かからなかったのは、そもそもロープを出しすぎるビレイであった可能性が高い。
②気の緩み
アップルートで落ちる事は無いだろうとの思いこみ。
③ヘルメット
今回の墜落で、クライマーの頭部が無事であったことは奇跡。
実際に、墜落地点の周辺には多数の岩が落ちていた。
頭部からの墜落でなくても、転んだ場所に小石があるだけで、致命的な結果を招くことは充分。
クライマーだけでなく、ビレイヤーにもヘルメットの着用を強くお勧めします。

■事故の総括
高さ6mからの、完全なグラウンドフォール事故にも関わらず、負傷者が致命的な事態に陥らなかったのは、非常に幸運であった。
しかし、「奇跡は、二度起きない」
改めて、クライミングの不確実性を、痛感しました。
どんなに注意しても、避けられなかったり、防ぐ事が出来ない事象がある事も事実ですが、そこに逃げず、常に最新で細心最善の方法を用いて、安全性を高める努力をするように、仲間同士で今一度、確認と検証を行います。

最後に、負傷したクライマーは、回復と復帰に意欲的である事をお伝えします。

居合わせて色々とご尽力頂いた皆さまに、心からの謝罪と感謝を申し上げます。


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